飲酒&喫煙動画で物議のナインゴラン 批判集めるもセリエA元得点王は「最高の存在」と擁護

SNSに公開した新年を祝う動画が波紋広げるも、ヒュブナー氏は擁護

 ASローマのベルギー代表MFラジャ・ナインゴランは、喫煙と飲酒動画を自らのソーシャルメディアで公開し、批判を集めている。実力はワールドクラスながら、これまでも素行の悪さによって代表招集を見送られることもあったダイナモを、セリエA元得点王が擁護している。

「(ナインゴランは)オンラインに動画を上げるなんて愚かなことだ。だが、ソーシャルメディアは今ではたくさんの助けになるんだよ。3、4得点でも5万回ゴールを決めた感じになるんだから。そして、代表に呼ばれるんだよ。タバコに関係なく、ラジャは依然として最高の存在だ。ピッチに立てば全身全霊を尽くし、他の選手の2倍走る。彼は必要不可欠ではないとしても、ローマにとって重要な存在だよ」

 イタリア紙「イル・テンポ」でこう語ったのは、現役時代にブレシアなどで活躍したFWダリオ・ヒュブナーだった。ブレシア時代には天才ロベルト・バッジョと絶妙なコンビを組みゴールを量産。まだ世界最高峰のスター選手がセリエAに集っていた2001-02シーズン、昇格組のピアチェンツァで24ゴールを奪い、ユベントスFWダビド・トレゼゲと並んで35歳にして得点王を獲得した。その一方で酒とタバコを愛し、試合後のスタジアムからくわえタバコ姿で登場することもしばしばあった、ヘビースモーカーとしても知られていた。

 ナインゴランは新年を祝う際に、自身のインスタグラムで盛り上がってしまった動画を後悔。羽目を外しすぎた結果、インスタグラムで謝罪文を発表するに至っている。

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