“神セーブ”連発で失点回避のGK動画が話題 「驚くべきゴール封鎖」とファン称賛

スコットランドで昨年末に起きた、神がかり的なスーパーセーブが反響呼ぶ

「この最高の守備をあなたは今まで見たことがありますか?」という言葉とともに、スコットランドのサッカーリーグであるスコティッシュ・プロフェッショナル・フットボールリーグ(SPFL)の公式YouTubeチャンネルが動画を公開。決定的なピンチを防いだ守備に「こんな守備は見たことがない」、「驚くべきゴール封鎖」など多くのサポーターからの反響を呼んでいる。

 この動画の元となった場面は2017年12月28日、1-1に終わったロス・カウンティ対セント・ジョンストンの試合で起こった。

 ロス・カウンティのイングランド人MFデイビス・キーラー・ダンが左サイドからクロスを入れると、このボールを拾ったスコットランド人DFジェイソン・ネイスミスがシュートを放つ。これはセント・ジョンストンのスコットランド人GKサンダー・クラークがビッグセーブで抑えたが、さらにロス・カウンティの猛攻は続き、今度はセカンドボールを拾ったオランダ人FWアレックス・ミハルクのシュートが右ポストを直撃。さらに跳ね返ってきたボールを、北アイルランド人FWウィリアム・マッケイがゴールを狙った。

 しかし、最後までゴール前に立ちはだかったのが守護神クラークだった。シュートが放たれるたびにため息と歓声が混じり合う声が会場に響くなか、クラークは一度目のマッケイのシュートを体で防ぐと、弾いたボールをもう一度詰めて左足を振り抜いたマッケイに対して再び体を投げ出してビッグセーブ。この大ピンチを防いでみせたのである。

 この動画に対して、ファンからは「こんな守備は見たことがない」、「これはスコットランドリーグを世界最高のリーグに引き上げるための一つの出来事だ」、「驚くべきゴール封鎖」と称賛の声が届いている。まだまだ欧州5大リーグに匹敵するほどの力はSPFLにはないが、観るものを魅了するプレーが生まれていることを世界にアピールしたようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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