J1王者川崎がFW赤崎秀平を完全移籍で獲得 「さらなる高みを目指すクラブに貢献したい」
今年3月に鹿島からG大阪へ期限付き移籍…今季リーグ王者の一員になることが決定
今季J1王者の川崎フロンターレは28日、鹿島アントラーズからガンバ大阪に期限付き移籍していたFW赤崎秀平を完全移籍で獲得したことを発表した。
2014年に筑波大から鹿島に加入した赤崎は、1年目からリーグ戦5ゴールを挙げるなど持ち前の得点力を発揮。翌15年にはルヴァンカップのニューヒーロー賞を獲得し、大会制覇に貢献した。しかし、16年はチームがリーグ戦と天皇杯の二冠を達成したなかで出場機会が減り、今年3月にG大阪に移籍していた。
伝統ある鹿島を去ることになった26歳のストライカーは、クラブを通し、「プロ生活1年目に満男さん、ソガさん、浩二さん、モトさんと一緒にプレーしたことは僕にとって大切な財産です」とキャプテンのMF小笠原満男やGK曽ケ端準、MF本山雅志(現ギラヴァンツ北九州)、中田浩二氏(現鹿島クラブ・リレーションズ・オフィサー)らクラブのレジェンドたちとプレーする機会に恵まれたことに感謝した。
また、移籍先の川崎を通しては「昨季自分達のスタイルを貫き、リーグチャンピオンに輝いたチームに新戦力として加わることができ、大変うれしく思います。FWとして一つでも多くのゴールに絡み、さらなる高みを目指すクラブに貢献したいです。フロンターレは魅力的なサッカーはもちろんのこと、地域貢献の側面で様々な取り組みを積極的に行っているイメージがあります。プレーヤーとしてだけでなく人として成長できるクラブだと思っています。クラブを支え共に戦っているファン、サポーターの方々とともに戦えることを、今から楽しみにしています。川崎フロンターレ・赤崎秀平を宜しくお願い致します」と新天地にメッセージを送った。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images