本拠地バルサ戦、レアルの“追い風”とは? スペイン紙特集「ジダンに4つのポジティブ」

ようやく揃ってプレーの二人が大プラス要素

 3つ目は「カルバハルとマルセロ再飛行」。昨季チームが上げた173ゴールの内、実に17%にあたる30ゴールに関与したという両サイドバックを務めるスペイン代表DFダニ・カルバハルだが、今季は両者の負傷が重なるなどして揃ってプレーする機会が限られていた。しかし、11月下旬からカルバハルが戦列に戻り、ようやく自慢の両サイドバックが揃ってプレーし始めた。これも大きなプラス要素となっている。

 4つ目は「ギャレス・ベイルがリカバリーの道へ入った」というもの。怪我の多さが玉に瑕となっているレフティーは、9月20日のベティス戦(0-1)以降はリーガでプレーしていない。クラブW杯2試合に途中出場してようやく完全復活の第一歩を踏み、記事でも「ウェールズ人ウインガーは100%に戻りつつある」と指摘された。ロナウド、カリム・ベンゼマとともに形成する攻撃トリオ「BBC」の復活も近いかもしれない。

 戦力がようやく整い始めた“白い巨人”。勝点11差(レアルは1試合未消化)で前を行く宿敵から白星を挙げることはできるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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