ハリル監督、宿敵相手の“収穫なき敗戦”に失望感露わ 「韓国の方が格上だった」

守備崩壊、攻撃停滞と課題を露呈 試合後はサポーターから大ブーイングも…

 

 日本代表は16日にE-1選手権で韓国代表と対戦し、1-4で惨敗を喫した。ライバルの韓国に守備破綻、攻撃の停滞と課題が噴出し、バヒド・ハリルホジッチ監督も試合後のフラッシュインタビューで失望感をあらわにした。

 

 試合は前半1分、FW伊東純也(柏レイソル)がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これをFW小林悠(川崎フロンターレ)が決めて幸先よくスタートを切ったかに見えた。しかし、反撃に出た韓国相手に守備陣が混乱をきたす。長身FWキム・シンウクのヘディングシュートを含めて前半だけで3失点を喫する展開となった。

 

「このチームが日本より強いことは分かっていました。韓国とのレベルに差があったと思います。(韓国は)優勝に値すると思います」

 

 2点を追いかけるはずの後半も、攻撃面で複数人が絡むコンビネーションはなく、低い位置から最終ラインの裏を狙うロングボールが主体。韓国守備陣を脅かすまでに至らなかった。さらに、セットプレーからオウンゴールを喫して1-4で敗戦。観客が沸いたのは同39分とアディショナルタイムのFW川又堅碁(ジュビロ磐田)のシュートくらいで、試合終了後にはサポーターから大ブーイングを受ける始末だった。

 

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