「ノー、ノー、ノー!」 判定に激怒のクロップ監督、インタビュアーと“公開バトル” 

「それが君の考えなのか?」

「彼の手は(ドミニク・キャルバート=ルーウィンの)背中を押してましたが?」と返されると、「手は彼の背中にこういう形だった。君も見ただろう。ペナルティーと思うなら、そうすればいい。君がペナルティーと思うなら、そう言えばいいだろう。それが君の考えなのか?」とクロップ監督は語気を強めた。

「私の考えは重要ではないですが、軽い接触だったと…」(デヴィスン氏)

「それでは私の考えも重要ではないだろう」(クロップ)

「あなたは怒っていますが、スタジオで数多くの試合に出てきた人々も、ペナルティーだと言っていますよ」

 解説陣の意見を持ち出したデヴィスン氏に対し、カメラを見つめたクロップ監督は「おお。それは申し訳ない。私が間違っていた。君たちが正しい」と切り返すなど、“公開バトル”はしばらく続いた。

 超守備的戦術のエバートンの術中にはまる格好となったリバプール。情熱家クロップは悔しさを爆発させていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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