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「ノー、ノー、ノー!」 判定に激怒のクロップ監督、インタビュアーと“公開バトル”
エバートン戦は無念の1-1ドロー 試合後インタビューで“ご機嫌ナナメ”な指揮官は…
リバプールは10日のプレミアリーグ第16節、エバートンとのマージーサイド・ダービーで1-1のドローに終わった。攻勢を仕掛けながらクロアチア代表DFデヤン・ロブレンがエリア内でファウルを犯してPKを献上し、後半32分に同点に追いつかれた。クロップ監督はこの判定に激怒し、テレビ中継中にインタビュアーと激しく言葉を言い交わす異例の事態に発展した。
雪が舞う本拠地アンフィールドで、リバプールは圧倒的な攻勢に出た。前半42分にエジプト代表FWモハメド・サラーが華麗な個人技で先制点を決めた後も、決定機を作ったが決められず。代わりに、後半32分にロブレンがエリア内で相手の背中を押してしまい、PKを献上。元イングランド代表FWウェイン・ルーニーがど真ん中に蹴り込み、同点に追いつかれた。
本拠地で引き分けに終わり、英衛星放送「スカイ・スポーツ」の試合後インタビューに登場した名将は“ご機嫌ナナメ”だった。
レポーターのパトリック・デヴィスン氏から「勝ち点3を取り逃がしたと考えてますか?」と訊かれた指揮官は「君はどう思う?」と逆質問。そして、「あなたにとっては100パーセントのペナルティーではない? それともデヤン・ロブレンは…」とPKについて問われると、「ノー、ノー、ノー! 彼はチャレンジしていない」と表情をこわばらせてヒートアップした。