“柴崎vs乾”の一戦で広がった光景にスペイン紙注目 「日本ムードに染まっていた」

ピッチ上での日本人対決はお預けも、異例のセレモニーなどを実施

 リーガ・エスパニョーラ第15節ヘタフェ対エイバルが現地時間9日に行われ、エイバルの日本代表MF乾貴士が先発出場、そしてヘタフェのMF柴崎岳が後半29分から途中出場。リーガ1部史上初の直接対決は実現しなかったが、日本人選手が同一試合で複数人の出場となった。試合は0-0のスコアレスドローで終わったが、スペインの最大手紙「マルカ」はフィギュアスケートの英雄ハビエル・エルナンデスが訪れるなど、このカードでは異例のセレモニーが行われたことなどを報じている。

 試合はエイバルの乾が左サイド2列目で先発し、ヘタフェの柴崎はベンチスタートでキックオフを迎えた。前半34分には右サイドからのクロスをセルジ・エンリクが頭で流したところ、乾が走り込んで果敢にボレーシュートを放つなど、積極的に攻撃に絡もうと試みた。乾はイエローカードを受けたこともあり、後半17分に交代を命じられる。これによって、ピッチ上での日本人対決は実現とはならなかった。

 その後、同29分に投入された柴崎はCKキッカーを任される場面もあったが、ボールが集まらずにチャンスを作れず。同43分にはリーガ1部初のイエローカードを受けるなど、得点には絡めなかった。

 それでもキックオフ前には日の丸に「こんにちは日本!」と日本語で描かれるなど歓迎ムードのなか、センターサークル上に乾と柴崎が並び、キックオフセレモニーにはフィギュアスケートの名選手として知られるハビエル・エルナンデスが登場するなど、異例のムードの中でキックオフされた。この光景について、同紙は速報でこう伝えている。

 

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