【対戦国分析|コロンビア】ハメスら健在も14年W杯からは下降線 雪辱期す日本が突くべき弱点は?

 

[1]W杯予選の戦いぶりと戦術的な特徴

 ベスト8に進出した2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)から、ホセ・ペケルマン監督がそのまま指揮を執っているアドバンテージもあり、15年10月にスタートした南米予選初戦ではペルーに2-0と勝利を飾る良いスタートを切った。しかし第2節で、ブラジルW杯ベスト16で完勝したウルグアイに0-3で大敗すると、第4節にはホームでアルゼンチンに0-1で敗れるなど厳しい道のりとなった。

 最終的に下位に取りこぼすことなく勝ち点を積み重ねたことで、4位での予選突破を決めることはできたが、上位のブラジル、ウルグアイ、アルゼンチンには1勝もできず、豊富なFW陣を擁して上位進出が期待された前回大会よりも、勢いはやや落ちているかもしれない。その中にあって、4年前は怪我で欠場となったエースのFWラダメル・ファルカオが31歳になっても健在であることは、本大会に向けてチームが一つにまとまっていくキーになるかもしれない。

 システムは4-4-2と4-2-3-1を併用。中盤に3人のボランチを並べる4-3-3もオプションとして持つ。基本的には守備から入り、攻撃ではポゼッションとカウンターを上手く使い分けてくる。時間帯に応じたチェンジ・オブ・ペースも巧みだが、ウルグアイほど狡猾に相手のストロングポイントを消し、ウィークポイントを突くほど徹底しているわけではなく、局面の攻撃イメージはボール保持者に委ねられる部分がある。ただ、全体的には最前線のファルカオに良い形でボールを集めるビジョンは共有されている。

 コロンビアとは16年リオデジャネイロ五輪でも戦い2-2で引き分けているが、A代表では伸び悩んでいる選手が多いのが実情だ。当時の主力メンバーでは運動量の豊富なMFウィルマル・バリオス(ボカ)、パワフルなFWミゲル・ボルハ(パルメイラス)などがメンバー入りの有力候補になる。

[南米予選成績]

4位 7勝6分5敗/21得点19失点

[W杯試合日程]

第1戦:6月19日15時(日本時間19日21時) 日本(@サランスク)

第2戦:6月24日21時(日本時間25日3時) ポーランド(@カザン)

第3戦:6月28日18時(日本時間28日23時) セネガル(@サマラ)

 

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