Jリーグ4月度の月間MVP発表 J1新潟MFレオ・シルバ&J2湘南DF遠藤が初受賞 月間ベストゴールは李のループ

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■月間MVP 4月度受賞選手

J1/レオ・シルバ(アルビレックス新潟・初)

J2/遠藤航(湘南ベルマーレ・初)

■J1 4月度月間ベストゴール 受賞ゴール

李忠成(浦和レッズ)

第6節/4月6日:浦和レッズvsベガルタ仙台の66分の得点

レオ・シルバは、4月の5試合で負けがなかった新潟の象徴的な存在として評価された。長い距離を走って攻守に奮闘し、多くのタックル数を記録しながらも、ファウルがわずかに7回というフェアなプレーぶりもポイントに。宮本恒靖Jリーグ特任理事は、「ファウルをせずにボールを奪うテクニックが素晴らしい」と、DF出身者らしい解説を加えた。

遠藤航は、開幕から連勝を続ける湘南を最終ラインから支えている。守備面での貢献はもちろんのこと、4ゴールを挙げて攻撃面でもチームに勢いをもたらした。受賞した遠藤は、「チームがぶれることなく続けてきた“湘南スタイル”をピッチで発揮し、勝利を重ねられているからこそだと思います」と、3月の永木亮太に続く、湘南からの連続選出を喜んだ。

月間ベストゴールを受賞した李のゴールは、相手DFに寄せられながらも巧みに決めたループシュート。柏木陽介から始まったカウンターの流れの中、一度パスを引き出してサポートに入った原口元気に落とし、再び動き直して絶妙なパスを受けると、左足ですくい上げて見事なゴールを決めてみせた。

「あのループシュートを打った瞬間は時間が止まり、ボールが浮いているときはスタジアム全体の空気すら止まっているかのようでした。トラップは足下に入ってしまったけど、GKの位置は見えていました。GKが前に出てくるだろうという予測で打ちました」と、李はゴールの瞬間を振り返った。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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