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「ここで現役を終えたい」 21年まで契約更新のメッシ、絆を示す“生涯バルサ”宣言
25日に契約更新を発表、違約金は930億円 「ここで人生全てを過ごしたい」と告白
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは現地時間25日にクラブとの契約を2021年までの4年間に延長したことが正式に発表された。クラブ公式サイトではメッシが契約延長に至ったインタビューに応え、“生涯バルサ”であることを誓ったようだ。
2000年、当時13歳だったメッシはニューオールド・ボーイズからバルサの下部組織に加入。各年代で次々とゴールを陥れると16歳でトップチームデビュー。その後の活躍は語るまでもないだろう。バルサに計30ものタイトルをもたらしたメッシに対して、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は夏の時点で契約延長交渉に入っていたことは判明していたが、正式に発表されたのはこの日だった。
公式サイトの映像では、スーツ姿のメッシがバルサのクラブハウスに訪れ、バルトメウ会長と並んで契約書にサインし、固い握手を交わす様子を配信。そしてインタビューにも答えている。
スペイン紙「マルカ」によると「サインするまでにいくぶんか時間がかかったけど、今は終わったこと。そして僕にとっての“家族”のようなクラブにいられて嬉しいよ。僕はここで自分の人生全てを過ごしたいと思っているし、僕はいつもすべてのキャリアにおいてここに留まりたい、そしてバルセロナで現役を終えたいと言っていたからね」と、バルサへの愛は不変であることを明言した。
4年後には34歳となるメッシだが、クラブ側が設定した違約金は7億ユーロ、日本円にして約930億円もの超巨額となった。今夏の移籍市場でブラジル代表FWネイマールが約290億円でパリ・サンジェルマンに失ったこともあってか異例の公表となったが、メッシの言葉を聞く限り、クラブとの絆は非常に固いようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images