W杯アフリカ予選、出場5カ国が決定 連続出場はナイジェリアのみの波乱含みの結果

エジプトが7大会ぶりの大舞台へ

 残る二つのグループは最終節が未消化だが、すでに1位チームの出場が決定している。グループD組では10日のゲームで南アフリカを下したセネガルが2位ブルキナファソとの勝ち点差を5としたため出場が決定。日韓大会で初出場ながらベスト8と躍進したセネガルが2度目の出場権を勝ち獲った。

 グループEもアフリカ選手権で史上最多の7回優勝を誇るエジプトが1990年大会以来3度目の出場を決めた。実に7大会ぶりの大舞台となるが、現時点でロシア行きを決めている国の中で初出場を除けば最も長いブランクを経ての出場となるとなる。ここではベスト8経験のあるガーナが敗退となった。

 アフリカ予選は全54カ国が参戦し、一次予選と二次予選で振るいがかけられた後に20チームによる三次予選へ。5グループの中から首位チームのみが予選突破という過酷な争いが繰り広げられた。三次予選スタート時のFIFAランキングが高く、シード権上位3カ国だったアルジェリア、コートジボワール、ガーナが揃って敗退。下馬評のそれほど高くなかったモロッコが出場権を獲得するなど、波乱含みの展開となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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