「ささいな部分が違った」 J1得点王がブラジル戦を分析、本音を吐露

「サコができなかったら僕もできないでしょう」

 ブラジル戦の前線はFW大迫勇也を中心に、左ウイングが原口元気、右ウイングが久保裕也となったなか、最前線でボールを収める役割を期待された大迫は相手の激しいプレッシャーに苦戦を強いられた。

 2009年から2012年まで鹿島アントラーズで大迫と共闘していた興梠は「体を当てるポストプレーを僕も得意としている」と語るが、ブラジル戦を想定して「サコができなかったら僕もできないでしょう」と本音を吐露した。

「サコも苦しめられたと思う。自分なりに考えながらボールを受けたりしないといけない。何個か背後を取ればまた違ってきたと思う。(大迫と試合後に)話しましたけど、同じような考え方だったし、僕も見ていてやりづらそうだと思っていた」

 試合後に後輩の大迫と意見交換をしたという興梠。ベルギー戦での出場が予想されるなか、どのようなプレーを見せてくれるのだろうか。

【了】

大木 勇(Football ZONE web編集部)●文 text by Isamu Oki

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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