“怪物”ロナウドが監督業への転身を否定 「25人の選手が自分を悩ます状況なんて…」

ブラジルメディアのインタビューに登場 将来的なクラブ経営の夢を語る

 2002年の日韓ワールドカップで得点王を取るなど、世界最高のストライカーとして一時代を築き上げた元ブラジル代表FWの“怪物”ロナウド氏が、母国メディア「Veja」のインタビューに応じ、監督業への転身を否定している。

 現在、サッカースクールを運営しているロナウド氏は、「海外にもこうしたタイプの仕事を広げ、将来的にはクラブを持ちたい。監督業は全面的に自分の将来から排除している。毎日、25人の選手が全力を尽くすことで自分を悩ませる状況なんて想像できないよ」と話し、指導の現場よりも経営の方面へ進む意向を明らかにした。

 ブラジル代表のエースとして活躍してきたロナウド氏は、現役時代にバルセロナからインテルへ移籍した。今季の開幕前には、現ブラジル代表のエースFWネイマールが同様にバルセロナから退団。そのことについて問われたロナウド氏は、「詳細は分からない」とした上で次のような見解を示している。

「自分の時と状況は似ているのではないか。イタリアのリーグが世界で最も強い時に移籍をしたけれども、それは大きなモチベーションを与えた。それが彼にとってのフランス行きなのだろう。交渉の過程を知らないけれども、クラブとの問題はあったのだろう」

 

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