パリに集結したセレソン、PSG組が中心となって盛り上げる

　バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、10日にフランスのリールでブラジル代表との国際親善試合に臨む。日本代表がすでに現地で合宿をスタートさせるなか、現在FIFAランキング2位のセレソンもフランスに集結。パリ・サンジェルマン（PSG）所属のFWネイマールとDFダニエウ・アウベスが中心となって、チームのムードを盛り上げていると英紙「デイリー・メール」が報じている。

　記事によるとPSG所属選手の多いブラジル代表は、6日にパリに集まり、トレーニングを開始した。そのトレーニングでは、ネイマールがクラブでもチームメイトであるマルキーニョスと冗談を言い合いながら身体を動かしたという。

　一部報道では、ネイマールとコウチーニョは負傷の影響により日本戦の出場回避の可能性が伝えられているが、笑顔で練習に参加しているため、深刻なものではなさそうだ。

　また今回、ブラジル代表にとってはいつもとは2点違うシチュエーションで試合に臨むことも記事では触れられている。一つ目は多くの主力選手が欧州クラブでプレーしているため、ワールドカップ南米予選のような長距離移動がなく、「大西洋を渡る必要がない」こと。二つ目はキックオフ時間についてで、フランス時間では金曜日の昼という珍しい時間帯だが「ブラジルは朝9時、日本は夜8時（正しくはブラジルが朝10時、日本は夜9時）ということで、両国が目を覚まして試合を観られる試合となっている」と同紙は記している。

　なお、日本代表と対戦するブラジル代表のメンバーは以下の通り。

GK

アリソン・ベッケル（ローマ）

エデルソン（マンチェスター・シティ）

カッシオ（コリンチャンス）

DF

ジェメルソン（モナコ）

チアゴ・シウバ（PSG）

マルキーニョス（PSG）

ダニエウ・アウベス（PSG）

ダニーロ（マンチェスター・シティ）

マルセロ（レアル・マドリード）

ミランダ（インテル）

アレックス・サンドロ（ユベントス）

MF

ジエゴ（フラメンゴ）

レナト・アウグスト（北京国安）

ジュリアーノ（フェネルバフチェ）

フェルナンジーニョ（マンチェスター・シティ）

フィリペ・コウチーニョ（リバプール）

ウィリアン（チェルシー）

パウリーニョ（バルセロナ）

カゼミーロ（レアル・マドリード）

FW

ネイマール（PSG）

ロベルト・フィルミーノ（リバプール）

ガブリエウ・ジェズス（マンチェスター・シティ）

ドウゴラス・コスタ（ユベントス）

タイソン（シャフタール）

ジエゴ・ソウザ（スポルチ・レシフェ）

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images