レアル、昇格組に不覚の敗戦 ジローナ出身のカタルーニャ州首相は大興奮ツイート

昇格組のジローナに逆転負け ジダン監督は「何も変わることはない」と前を向くも…

 レアル・マドリードがカタルーニャの地で今季2敗目を喫した。現地時間29日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節・敵地ジローナ戦に1-2で逆転負け。試合後にはカタルーニャ独立運動の主導的役割を果たしているカルレス・プチデモン州首相がツイートで喜びを露わにするなど、大きく揺れている。

 試合は前半11分、ジローナのサイドアタックからのクロスが左ポストを直撃。その流れからレアルがカウンターを仕掛けると、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのシュートがセーブされたこぼれ球を、スペイン代表MFイスコが決めてレアルが先制ゴールを挙げた。

 これで波に乗るかと思われたレアルだが、後半に暗転する。同9分にスローインでボールを受けたMFペレ・ポンスのドリブル突破で数人がかわされると、最後はウルグアイ代表FWクリスティアン・ストゥアニに決められて1-1の同点に。その5分後には右サイドを崩され、最後はDFマブロ・マフェオのシュート性のクロスをMFボルトゥに角度を変えて流し込まれて逆転された。

 試合は1-2のまま終了。昇格組相手に痛恨の勝ち点ロストとなったことに、ジネディーヌ・ジダン監督は「最初のゴールはスローインからのもので、我々は集中していなかった」と失点を悔やんだ。しかし、「勝ち点3を失って(首位バルセロナと)勝ち点8差が開いてしまっているが、何も変わることはない」と前を向いている。

 

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