元イングランド代表GK、日韓W杯の“屈辱的失点”を悔恨 「今でも外れてくれたらと願う」

因縁のロナウジーニョと再会「笑ったよ」

 6月21日に静岡スタジアムエコパ(当時)で観客4万7436人を集めたイングランド対ブラジル戦はシーマンにとって苦い思い出となり、同記事でも「日韓W杯は彼にとって忘れられないものとなった」と言及している。

 ブラジルメディア「グローボ・エスポルテ」では、ロナジーニョのFK弾とともに、現在54歳となったシーマンのインタビュー動画を公開。柔和な笑みを浮かべるかつての守護神は、チャリティーマッチで因縁の相手ロナウジーニョと再び対峙した際のエピソードを明かし、「日韓W杯の後、ロナウジーニョと会って、チャリティーマッチで一緒にプレーした。あの時の場面について一緒に笑ったよ」と語っている。

 現役時代はポニーテール姿が象徴的だったシーマンは、2002年を最後に代表から引退し、2003-04シーズンに怪我の影響で現役を引退。母国の英雄ピーター・シルトンの125試合に次ぐ、代表GK歴代2位の75試合に出場した男の心には、日韓W杯のワンプレーが今でも深く刻まれているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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