ファルカオが涙ながらに吐露 「どう対処したらいいか分からない」

苦悩のストライカーが親友に告白

 マンチェスター・ユナイテッドのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオは、イングランドの名門での苦境と不振の日々に涙しているという。母国コロンビアの地元紙「AS」が報じている。
 ファルカオの以前の代理人で、親友というシルバーノ・エスピンドーラ氏は取材に応じ、こう明かした。
「私は彼がマンチェスターで幸せを感じているとは言えない。なぜなら、それは事実ではないからだ。我々は何度も話し合い、ともに涙した。選手は試合に出たいし、ストライカーはゴールを奪いたいから今は簡単な状況ではない」
 ファルカオはFAカップ準々決勝アーセナル戦(1-2で敗戦)でベンチを温め続けると、翌日、ルイス・ファン・ハール監督からトットナムU-21との試合に先発出場するように言い渡された。
 「我々はよく話している」と語る同氏は、3月9日、その試合会場に向かう途中のファルカオから電話を受けた。苦悩のストライカーは旧友に「こんなことは自分の人生で起きたことはなかった。この状況にどう対処したらいいかわからない。すごく変なんだ」と嘆いていたという。
 さらに元代理人は「彼はユースチームや下部リーグとの試合を怖がっていた。こういう相手はフィジカルコンタクトがすごくハードになる。彼は4部のチーム相手にフランスで大けがしていた」とも語っていた。
 今季モナコから1年間の期限付き移籍でマンチェスター・ユナイテッドに加入したが、4得点となかなか結果を出せていない。適応に苦しみ、マンUも買い取りオプションを行使しない方針だと仏メディアなどが報じている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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