アーセナルに新星誕生 18歳FWが“投入15秒弾”でクラブも絶賛「即座のインパクト」

ケシャがカラバオ・カップ4回戦のノーリッジ戦で勝利に導く2ゴールをマーク

 プレミアリーグの名門クラブに新たなニューヒーローが誕生するかもしれない。アーセナルは現地時間24日に行われたカラバオ・カップ(リーグカップ)4回戦で英2部のノーリッジ・シティと対戦。格下に先制を許し、“ジャイアントキリング”の危機に直面するなか、18歳の新星FWがチームを救い、アーセン・ベンゲル監督は「彼はチャンスを掴み続けるだろう」と太鼓判を押している。

 ノーリッジ戦、アーセナルは前半34分に先制を許し、追いかける展開を強いられる。0-1のまま迎えた後半40分、2枚目のカードとして投入されたのがU-19イングランド代表FWエドワード・ケシャだった。トップチームでの公式戦出場2試合目となる18歳のアタッカーは、チームの窮地で大仕事をやってのける。

 コーナーキック(CK)の場面でピッチに入ると、そのままペナルティーエリア内へ。複数の選手がニアへ動くなか、ケシャはファーサイドから中央へと位置を変え、MFフランシス・コクランがそらしたボールに反応して値千金の同点ゴールを挙げた。出場からゴールまでわずか15秒という“電光石火”ぶりに、アーセナルも公式インスタグラムで「即座のインパクト」と15秒のカウント付き動画を投稿したほどだった。

 試合は1-1で延長戦に突入。延長前半6分に、ケシャに再び見せ場が訪れる。CKのチャンスに頭で合わせて決勝弾をマーク。ノーリッジにリードを許していた劣勢を一人で打開し、チームを勝利に導いた。

 

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