初勝利は幻に…大迫の同僚FWが“まさか”のシュート失敗 ドイツ紙「年イチのミス」

後半41分、最高のお膳立てを受けたギラシーが決定的な場面を迎えるも…

 日本代表FW大迫勇也が所属するケルンは現地時間22日、ブンデスリーガ第9節の本拠地ブレーメン戦でスコアレスドローに終わり、またしても今季リーグ戦初勝利はお預けとなった。後半41分には21歳のFWセル・ギラシーがゴール前で決定的な場面を迎えるも、まさかのシュート失敗でドイツメディアは「年イチのミス」と大きく取り上げている。

 今季リーグ戦初勝利に手をかけた、はずだった。

 0-0で迎えた後半41分、ケルンが攻勢を仕掛ける。DFドミニク・ハインツのスルーパスに途中出場のMFティム・ハンドベルカーが抜け出し、ペナルティーエリア内に侵入。味方4人が待つ中央へシュート性のクロスを上げる。ニアでFWレオナルド・ビッテンコートが潰れてDFとGKを引きつけ、ボールはファーに飛び込んできたギラシーの元へ。この時点でブレーメンのゴールは無人。そのまま流し込めばゴールとなる局面だった。しかし――。

 クロスのスピードを予測できなかったのか、ギラシーはゴール前に入りすぎてしまい、足元に入ったボールにステップが合わず。ボールは右足のかかとに当たり、無人のゴールではなく、ポスト左から約2メートル離れた枠外へと飛んで行った。ゴールが「幻」と消え、悪夢のような事態にケルンの選手たちは頭を抱えて茫然。ギラシーもゴール内でうつ伏せになったまま、苦笑いを浮かべるしかなかった。

 

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