UAE代表のザック新監督に海外メディア期待 「日本での最初の18カ月を再現できれば」

ザックジャパンの序盤を評価「カガワ、キヨタケ、ホンダ…。最初は成果を挙げた」

 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏はUAE代表監督に就任した。2022年ワールドカップ(W杯)アジア予選などで日本の眼前に立ちはだかる可能性のあるイタリア人指揮官について、海外メディアは「日本での最初の18カ月を再現できれば、ハッピーエンディングになる」と分析。2011年のアジアカップカタール大会で優勝しながら、2014年ブラジルW杯では惨敗という結末に終わったザックジャパン。日本監督時代の輝ける前半戦の再現を期待されている。

「進化は新生UAEにとっての進化にあらず」と特集したのは英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」のアラビア版だった。

 ウディネーゼ、ACミランなどを率いたザック監督だが、2010年に就任した日本代表での働きぶりには評価が集まっている。

「タケシ・オカダの下で、堅牢なディフェンスが築かれた南アフリカで日本は進化した。ザッケローニはチームにより攻撃力を与えようとした。シンジ・カガワ、ヒロシ・キヨタケという若き才能に溢れたMFにチャンスを与えた。そして、ケイスケ・ホンダには大きな責任を与えた。最初は成果を挙げたのだ」

 記事では2010年南アフリカW杯で16強に進出した岡田ジャパンのDF中澤佑二(横浜F・マリノス)とDF田中マルクス闘莉王(京都サンガ)を中心として堅固な守備的サッカーから、攻撃サッカーへの転換を図ったザックジャパンの序盤について評価している。

 

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