欧州予選、運命のラスト1試合 C・ロナウド、ベイルらにも忍び寄るW杯出場危機

ポルトガルは最終節スイス戦で勝利を逃せばプレーオフへ

 ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選は現地時間7日に行われた試合を終え、泣いても笑っても残すは1試合のみとなった。各グループ1位のみがストレートインという過酷な条件もあって、クラブシーンでお馴染みのビッグネームの多くが予選敗退危機に立たされていると、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 南米予選ではFWリオネル・メッシ(バルセロナ)、FWパウロ・ディバラ(ユベントス)らを擁するアルゼンチンがW杯出場圏外の6位と苦しんでいるが、欧州でもプレーオフに回る2位にポルトガル、イタリア、クロアチア、デンマーク、ウェールズといった国が並んでいる。

 そのなかでも特に気になるのは、やはりクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)だろう。7日のアンドラ戦では途中出場ながら、後半18分に決勝ゴールを決めるなどその決定力は相変わらずだが、A組のポルトガルは最終節のスイスとの直接対決に勝たないとプレーオフに回ることになる。

 すでに2位でプレーオフに回るのが確定しているのがイタリアで、ロシアがキャリアの集大成となるであろうGKジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)も、1998年フランス大会予選以来となる“生きるか死ぬか”の戦いに臨むことになる。

 

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