なぜ長友佑都は競争を歓迎するのか “ライバル論”を激白「レベルの低い戦いはしたくない」 

ニュージーランド戦にフル出場、酒井や槙野らポジションを争う選手との関係性に言及

 日本代表DF長友佑都は、6日の国際親善試合ニュージーランド戦にフル出場し、2-1勝利に貢献した。来年6月のロシア・ワールドカップ(W杯)に向けて、バヒド・ハリルホジッチ監督はポジション競争を強調する。そのなかで、所属のインテルで常に熾烈なポジション争いに身を置いてきた長友は「それが自分の中での哲学」という“ライバル論”を語った。

 長友は、W杯出場を決めてからの一戦で勝利を収め、結果が出たことを前向きに捉えているという。

「常にワールドカップ本大会を意識しているので、そこは変わりますよね。今までは予選突破を考えていたわけだから。今日はまず勝利することが大事だったので、なんとか勝利できて良かった」

 そのうえで、長友が語ったのはポジションを争う選手との関係性だ。日本代表で言えば、DF酒井高徳(ハンブルガーSV)や、センターバックで起用されたDF槙野智章(浦和レッズ)、新戦力のDF車屋紳太郎(川崎フロンターレ)といった選手が、今回の招集メンバーではポジション争いのライバルとなる。他にも、ハリルジャパンで招集経験を持つ国内組の選手もチャンスを虎視眈々と窺っているため、長友のポジションが約束されているわけではない。

 

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