元バルサの天才司令塔がパウリーニョを絶賛 「同タイプ」という伝説的MFとは?

批判のなかパウリーニョは2戦連続ゴールと活躍 バルサOBリケルメが4年前に予言

 バルセロナは今季ブラジル代表FWネイマールをパリ・サンジェルマンに引き抜かれたが、補強第一号が広州恒大から獲得したブラジル代表MFパウリーニョだった。4000万ユーロ(約52億円)で獲得したパウリーニョに対して、アジアクラブからの移籍とあって加入前からバッシングもあり、ユニフォームも売れず。記者会見ではクラブ幹部が「批判は止めてほしい」と異例の声明を出すほどだったが、ヘタフェ戦とエイバル戦で2試合連続ゴールを決めるなど序盤戦から活躍を見せている。

 プレミアリーグのトットナムで大きなインパクトを残せず、中国に渡ったパウリーニョは「失敗補強」と言われていた。しかし、あるバルサOBは以前、プレミアの伝説的MFにたとえて称賛しており、その予言が的中しようとしている。

「リケルメがパウリーニョを黒いランパードと命名した日」と特集したのは、スペイン紙「マルカ」だった。元アルゼンチン代表の鬼才で、バルサでもプレーした司令塔フアン・ロマン・リケルメ氏は4年前にパウリーニョの才能をこう語っていたという。

「パウリーニョはフランク・ランパードと同じタイプだ。違いは彼が黒人選手というところだけだ。彼はヘディングでもゴールを決められる。ダメな試合もあるけれど、それでもゴールを決める。チェルシーのランパードも同じだ」

 

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