ミラン黄金期の“10番”が古巣の陣容に厳しい指摘 「スーパースターがいない」

「ミランは私がプレーした最高のチーム」

「ミランは私がプレーした最高のチームだった。3人のオランダ人がいた。フリット、ライカールト、ファン・バステン。しかもパパン、サビチェビッチ、そしてボバンもいたんだ」

 ルート・フリット、フランク・ライカールト、マルコ・ファン・バステンという伝説の“オランダトリオ”、ジャン=ピエール・パパン、デヤン・サビチェビッチらレジェンドの名前とともに、自分の名前を最後に添えたボバン氏。「イタリア代表も最高の時代だった。バレージもマルディーニもいたんだから」と、イタリア人選手にもスーパースターがいたことにも触れている。

 現在のミランにはイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ、司令塔MFマヌエル・ロカテッリ、スペイン代表MFスソら若き才能も台頭しているとはいえ、かつての黄金期を取り戻させるほどの影響力はまだない。「良い選手」から「スーパースター」の集団へと、脱皮することはできるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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