マンUがファルカオの買い取りオプションの行使を見送りか 仏紙が伝える

 

すでにモナコに通達と仏紙

 

 マンチェスター・ユナイテッド(マンU)は、仏強豪ASモナコに対し、昨夏から期限付き移籍中のコロンビア代表FWラダメル・ファルカオの完全移籍での買い取りオプションを行使しない方針を伝えたという。仏地元紙「レキップ」が報じている。

 ファルカオは、昨夏の移籍市場最終日、マンUに1年間の期限付きで移籍した。週給26万5000ポンドという好条件で迎え入れられたが、ここまでは故障などの影響でリーグ17試合出場4得点4アシストと期待通りの活躍を見せられていない。

 ルイス・ファン・ハール監督は、ファルカオ加入に伴い、イングランド代表FWダニー・ウェルベックをアーセナルに放出。ここ最近は、オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーと2トップで起用し、イングランド代表FWウェイン・ルーニーを中盤に固定していた。

 モナコと結んだファルカオの買い取りオプション行使時の金額は4350万ポンド。昨夏は270億円の補強費を投入してビッグネームを次々と獲得したファン・ハール監督だが、ゴールを量産できないファルカオへの巨額投資は見送った模様だ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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