W杯アジア最終予選の最終節で規定違反か AFCが報告を受け調査開始と発表

当該試合に関する詳細はまだ明かされず 「現在、追加のレポートを待っている」

 ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選は9月5日に全10節の日程を終了したが、AFC(アジアサッカー連盟)は7日、最終戦にあたる第10節の試合に関して違反報告があったとして調査を開始したことを公式サイトで発表した。

 5日には「ウズベキスタン対韓国」をはじめ、「カタール対中国」、「イラン対シリア」、「オーストラリア対タイ」、「イラク対UAE」、「サウジアラビア対日本」の合計6試合が開催。今回の発表では、どの試合で違反が起こったかは明らかにされていないが、AFCは「5日に行われたロシア・ワールドカップのアジア最終予選第10ラウンドの試合で発生した違反に関する報告に基づいて調査に着手した。現在、追加のレポートを待っている」としている。

 今年6月には、グループA第8節のカタール対韓国戦(3-2)で、カタールの選手たちが国王の顔が描かれたTシャツを着て試合前の練習に臨み、国際サッカー連盟(FIFA)から罰金処分に。AFCは同月に「政治的中立」の原則を遵守しなければならないことを改めて表明していた。

 AFCはFIFAと協力し、調査にあたることを併せて発表している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真(※写真はイメージです) photo by Getty Images

 

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