“不動のキャプテン”長谷部が豪州戦へ平常心を強調 ハリル監督も「落ち着いている」

指揮官も絶大な信頼を寄せるチームリーダーが帰還

 ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦を翌日に控え、日本代表の主将であるMF長谷部誠(フランクフルト)はバヒド・ハリルホジッチ監督も「落ち着いた状態でゲームへの準備を進めている」と明かした。

 長谷部はハリル監督から「欠かすことのできない我々のキャプテン」という絶大な信頼を得ているが、この最終予選では3月と6月の3試合を負傷欠場した。ブンデスリーガのゲームでゴールポストに膝を強打し、フランクフルト関係者が手術が必要な怪我とコメントしたことが報じられたにもかかわらず、ハリル監督は3月のUAE戦への強行招集に踏み切ったほど。結局、試合への帯同は実現しなかったものの、長谷部の存在の大きさを感じさせる出来事となった。

 その長谷部が約9カ月ぶりに代表復帰したことは、ハリル監督にも心の安定をもたらしたのかもしれない。長谷部は「明日、どういうメンバーで向こうが出てくるか様々な想定はしている。自分たちとしてのやり方はかなり考えています」とした上で、ハリル監督が大一番を前にどのような選手へのアプローチをしているかについて、こう明かしている。

 

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