“100億円の男”モラタが複雑な胸中告白 ファン&メディア批判に「すでに殺された」

「大きな移籍の代償は支払わないといけない」

「これはとても重大な価格であることを認めなければいけない。でも、冷静にプレーできるだけの個性も持っているし、自分の道を進むだけだ。僕はまだプレシーズンを2試合戦っただけ。公式戦は15分間のプレーなんだ。そして、PKを失敗し、彼らはすでに僕を“殺している”。これは想定内だ」

 昨季のリーグ覇者としてFAカップ王者のアーセナルと対峙した一戦、モラタはベルギー代表GKティボー・クルトワとともにPKを失敗し、今季初タイトルを逃した。サポーターとメディアから「失敗補強」と批判を受けたが、モラタはすでに“殺された”と感じているようだ。

「こんな大きな移籍に対する代償は支払わなければいけない。これは僕を奮い立たせるもので、毎日努力させるものだ。トレーニンググラウンドで1時間、居残りさせる要素なんだ。今では僕を見ている人間が2倍になったと承知しているんだ」

 辛辣な英国メディアと高まるファンの期待値。モラタは今季、大型移籍のプレッシャーと戦うことになる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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