“ノールックヒールパス”含む2アシスト 勝利貢献の香川に独紙もチーム最高タイ評価

先制&2点目をアシスト、ドルトムントは怒涛の3連勝

 ドルトムントの日本代表MF香川真司が20日のシュツットガルト戦で先発し、華麗なノールックヒールパスを含め2アシストと大活躍。3-2の勝利と3連勝に貢献した。香川は地元紙メディアでチーム最高タイの評価を手にしている。
 ドルトムントらしい美しい連携で2点目は生まれた。前半39分、右サイドでドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンから縦パスを受けたドイツ代表FWマルコ・ロイスはワントラップ後、中央の香川に右足アウトサイドでパス。香川もワントラップ後、マーカー2人を引き付けながら右足でヒールパス。背後から走りこんだ親友ギュンドアンが冷静にゴールを決めた。
 前半25分にもFWピエール・オーバメヤンの先制点をアシストしていた香川はアイデア溢れるプレーで復調を印象付けた。
 後半24分に途中交代となった香川に対し、地元紙「ルール・ナハリヒテン」はギュンドアンと並ぶチーム最高タイの2・5点と高く評価している。
 2014年を2部降格圏で折り返したドルトムントは怒涛の3連勝で暫定10位に浮上。来季欧州チャンピオンズリーグ出場権の4位シャルケと勝ち点差9と猛追している。復調の香川とドルトムントは24日の欧州CL決勝トーナメント初戦ユベントス戦に最高の形で突入することとなる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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