疑惑のPK見逃しに「VAR、仕事をしてくれ」 プレミアでの判定論争…元英代表が指摘「倒れるべきだった」

アーセナルとリバプールの一戦で物議【写真:ロイター】
アーセナルとリバプールの一戦で物議【写真:ロイター】

注目されたアーセナルVSリバプール

 現地時間11月1日に行われたイングランド・プレミアリーグの強豪対決、アーセナルとリバプールの一戦は、アーセナルが1-0の勝利を収めた。そのなかで、リバプールがゴール前のチャンスを迎えた場面での判定を、元イングランド代表のレジェンドたちが議論している。

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 このゲームはアーセナルのFWカイ・ハフェルツが先制ゴールを決め、最終的には決勝点になった。そのゴールがあった後の前半、リバプールが左サイドからのクロスを上げた場面でFWアレクサンデル・イサクがヘディングシュートを試みるも、ジャンプの際にアーセナルのDFユリエン・ティンバーがユニフォームを引っ張り、イサクはボールにコンタクトできなかった。

 この場面に主審はファウルを取らず、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)も介入しなかった。衛星放送「スカイ・スポーツ」では、ジェイミー・キャラガー氏、イアン・ライト氏、ギャリー・ネビル氏、ダニエル・スタリッジ氏がこの場面についてコメントしている。

 キャラガー氏は「リーグ屈指の点取り屋がゴールから7ヤードのところで引っ張られ、ヘディングを阻まれた。なぜ彼が大げさにアピールしなければならないんだ? VAR、仕事をしてくれ」とコメント。ライト氏も「大げさに反応する必要はない。僕たちには見えている……。僕なら引っ張られない限り、できる限りヘディングを狙う。あの引っ張りは、倒れてもおかしくない程度のものだった。この場面ではVARが間違っている。もしPKが与えられていたとしても、僕はここで『あれをPKにするなんて信じられない』とは言わないよ」と話す。

 この場面でのイサクは、相手選手によるファウルとの主張をほとんどしていなかった。この点についてネビル氏は「実際、もっと大げさに反応しないほうが不自然だ。ゴールを決めようとした瞬間に引っ張られたら、普通はものすごい勢いで抗議する。イサクの反応は非常に奇妙だ」と指摘している。スタリッジ氏も「残念ながら彼は倒れなかった。倒れて両腕を上げ、判定に怒っていることを審判に示すべきだった……」とも話した。

 一方でスタリッジ氏は「僕には、彼の反応は『VAR、仕事をしてくれ』と言っているように見える。でも、VARは仕事をしなかった。彼が大げさに反応する必要はない。明らかにそうする必要はないんだ。ティンバーの腕が伸び、その腕で彼をつかんでいるのは、誰の目にも明らかだ」と話している。

 この件について試合後に質問を受けたアンドニ・イラオラ監督は「イサクの場面は明らかなPKです。彼がシャツをつかんでいるのは、誰にでも分かる。ボールはアレックスのわずか1センチ前を通過した。アレックスはゴール前でボールに合わせようとしていました」と話す。

 そのうえで、イサクが倒れてアピールする必要があったのかという問いに「そう質問されること自体、彼は倒れるべきだったと示しています。倒れていれば、100%PKが与えられたでしょう」とコメント。そして、次は倒れるように指導するかと聞かれて「イエス、間違いなく」と応じている。

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