名将アンチェロッティが“反論”「35歳に未来はない」 重鎮から批判も…大幅な世代交代「優先すべき」

ブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティ監督【写真:ロイター】
ブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティ監督【写真:ロイター】

北中米W杯後の初の代表活動

 ブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、レジェンドに“反論”した。北中米ワールドカップ(W杯)後の最初の代表活動に向けたメンバー発表で大幅な世代交代を実施。ブラジルの重鎮から批判を受ける中でも「若手を優先すべき時期だ」と一蹴し、スポーツ専門局「ESPN」が報じた。

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 ブラジル代表史上初の外国人監督としてアンチェロッティ監督が率いたチームは、W杯でベスト16で敗退となった。それでも次のサイクルを任せられている指揮官は、9月から10月にかけての代表活動に向けたメンバーを発表すると、大幅な世代交代が行われた。元代表主将で41歳のDFチアゴ・シウバは「30歳を超えた選手たちを一律に候補から外すべきではない」と批判した。

 一方のアンチェロッティ監督は「今回の親善試合で達成したい目的を考えれば、バランスの取れたメンバーだと思う」として、「もちろん、私は選手の年齢だけを全般的な基準として見ているわけではない。今は、潜在能力があり、将来的にも代表でプレーできる若手を優先すべき時期だ。一つ確かなのは、34歳や35歳の選手に“未来”はないということだ。その選手は“現在”なんだ。その年齢の選手でも、重要な大会でプレーできる準備ができていれば、代表に入る。しかし、今の優先事項は若い選手を優先することだ」と話したという。

 象徴的なポジションにGKが挙げられ、イングランド・プレミアリーグのリバプールでプレーする33歳のGKアリソン・ベッカーがメンバーから外れた。一方で、アンチェロッティ監督は「アリソンについては非常によく知っている。(2028年の)コパ・アメリカが近づいたとき、彼が引き続きブラジル最高のGKなら、プレーするのはアリソンだ」と、主要大会の時点でパフォーマンスを維持していれば代表チームに呼ぶという考えを示した。

 ブラジル代表は9月にオーストラリア代表と2試合を行い、10月にはインド代表とのゲームが予定されている。大幅に若返ったセレソンが、欧州のビッグクラブを次々にタイトルに導いた優勝請負人ことアンチェロッティ監督の下でどのようなプレーを見せるのか注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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