浦和に新加入の実力者「リストの上位」 19位から巻き返しへ「歴史を作る一人になれたら」

記者会見に出席した山根視来と瀬古樹【写真:轡田哲朗】
記者会見に出席した山根視来と瀬古樹【写真:轡田哲朗】

新加入の山根視来と瀬古樹が記者会見に出席した

 浦和レッズは8月19日に埼玉スタジアムで、新加入したDF山根視来とMF瀬古樹の記者会見を実施した。ともに海外でのプレーを経験して帰国するタイミングの加入だけに、経験の還元やチームへの貢献を誓った。

 浦和からは8月16日にイングランド・チャンピオンシップ(2部相当)のストーク・シティから瀬古、17日に米メジャーリーグサッカー(MLS)のLAギャラクシーから山根の完全移籍加入が発表されていた。両選手は、この日の公開練習からチームに合流し、ほぼフルメニューを消化した後に記者会見を実施した。

 堀之内聖スポーツ・ダイレクター(SD)は、両選手について「経験と実力のある選手を迎えることができた。Jリーグで実績を残して海外でプレーした。経験を還元してもらうことはもとより、2人が浦和で勝ちたい、成長したいという思いで決断してくれたことを嬉しく思っている」として、「彼らはこのウインドーだけでなく、常に(獲得)リストの上位にいた。日常にこだわれる、自分の意欲と周りを成長させられる選手」と、高く評価するポイントを述べた。

 海外から帰国してJリーグ復帰し、浦和への加入を決断した理由について、山根は「移籍を決断する時は変わらず、自分が一番成長できるところに行こうとしている。今回も浦和レッズが大きな変化をしようとしているタイミングで、自分もその歴史を作る一人になれたら良いと思いました」とコメント。一方の瀬古は「僕も一人の父親で、家族がいる中でのタイミングもあった。自分に対して熱心に声をかけてくれたのが決め手です」と話した。

 それに加え、山根は湘南ベルマーレ時代に曺貴裁監督の指導を受けた経験があるだけに、これまでの浦和の戦いに「ミーティングも参加できていないので深くは分からないが、良くなるための、ジャンプで言うかがんでいる状態という感はあるし、選手に実行しようというエネルギーも感じる。エラーを修正する段階になっていけば、より魂の震えるようなゲームができる機会が多くなるのではないかと思う」と話した。

 一方の瀬古は、開幕2連敗を喫している中での加入について「何かすぐに変えられるものではないし、今チームが変わっていく段階に入っていくので、経験してきたものをクラブに還元できるように。プレーの部分では練習や日々の取り組みで、自分の基準を示せればと思う」と、今後を見据えながら思いを語った。

 川崎フロンターレ時代にチームメートでプレーしたこともあるだけに、会見でも両者が互いを信頼している部分は随所に見られた。堀之内SDは、両選手について8月23日のJ1第3節FC町田ゼルビア戦に選手登録が間に合うように進めている段階と話し、いきなりデビューの可能性もある。両選手がチームにどのような変化や刺激を与えるのか注目される。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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