浦和戦で輝きを放ったドルトムント19歳MF 去就問題浮上も代理人が残留宣言

2ゴールを決めたモル、浦和の選手も「異次元」と脱帽

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、15日に浦和レッズと試合を行い3-2で勝利したが、その試合で2ゴールを決めてマン・オブ・ザ・マッチに輝いた19歳のトルコ代表MFエムレ・モルに、母国の強豪フェネルバフチェ移籍などの去就問題が浮上している。しかし、モルの代理人は残留を宣言したと、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。

 モルは浦和戦の後半から出場すると、ステップの細かい鮮やかなドリブルを披露。後半31分、34分と日本代表DF槙野智章を抜き去ってビッグチャンスを創出し、いずれもゴールにつなげて2得点を挙げた。試合後に浦和の守備陣も「世界との差」「異次元」と、その能力を驚きとともに称えていた。

 それでもモルは昨季、大半が途中出場と満足に出場機会を得られず、“トルコのメッシ”と呼ばれる若き才能には期限付き移籍などを含めた去就問題が浮上している。ブンデスリーガ関係者によると、トルコの強豪フェネルバフチェからもオファーが届いていた。しかし、モルの代理人を務めるムスタファ・オズカン氏は、移籍の噂を否定した。

「エムレはドルトムントに満足しているし、残留するだろう。これが、彼にとっての最優先事項だ」

 

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