エンバペが「完全に消し去られた」 準決勝で枠内シュート0…スペイン紙驚愕「最悪のパフォーマンス」

フランス代表はW杯準決勝でスペイン代表に敗れて大会を去った
フランス代表FWキリアン・エンバペは現地時間7月14日、ワールドカップ(W杯)準決勝のスペイン代表戦にフル出場した。チームは敗退して大会を去ることになったが、エースとして期待されたストライカーが沈黙した一戦に、スペイン紙「マルカ」は「サッカーの地図から完全に消し去られた」と驚きを持って報じている。
今大会のエンバペは、ここまで圧倒的な存在感を放っていた。ここまで8得点でFWリオネル・メッシらと得点王を争った。しかし、この大一番では強固な守備網の前に手痛い封じ込めを食らった。スペインは個人マークをつけることなくスペースを消し、トランジションを防ぐことで、エンバペを危険なエリアから遠ざけることに成功した。
同メディアは、エースの不発ぶりについて「この大会を支配してきた選手が最悪のパフォーマンスを見せた」と指摘。試合からの消えっぷりを問題視し、「スペインの守備を崩すことができず、完全に孤立してしまった。1か月間最大の武器だった走るスペースも与えられなかった」と評価している。
具体的なスタッツも、圧倒的だったストライカーの沈黙を物語っている。90分間でボールタッチは34回にとどまり、相手ペナルティーエリア内でのタッチはわずか7回だった。ドリブル成功は6回中1回のみで、11回のデュエルで勝利したのは2回。チャンスクリエイト数はゼロで、3本のシュートを放つも枠内シュートは1本も打てなかった。
今大会のフランスを牽引してきた大黒柱への衝撃は大きく、記事では「前例のないシャットダウン」と見出しを打って注目。「彼のワールドカップは並外れたものであり続けるだろうが、誰も思い出すことはない。ワールドカップは最後のイメージで記憶されるものだ」と綴っている。ピッチ上で呆然とする姿を残し、圧倒的な力を見せてきたスター選手が不完全燃焼のまま大会を去った。




















