仏デシャン監督が審判を批判「皆さんに一つ問いかけたい」 無念の表情で「何を言えばいいのか」

フランスのディディエ・デシャン監督が審判団について言及【写真:ロイター】
フランスのディディエ・デシャン監督が審判団について言及【写真:ロイター】

デシャン監督が審判について苦言

 フランス代表は現地時間7月14日の北中米ワールドカップ(W杯)準決勝でスペイン代表に0-2で敗れた。今大会限りでの退任が明らかになっているディディエ・デシャン監督は「これほどの失望の後に、何を言えばいいのか」と落胆の様子だった。

 試合はスペインのペースで進み、前半22分にFWラミン・ヤマルが獲得したPKをFWミケル・オヤルサバルが決めて先制。フランスを封じ込めながらゲームをコントロールし、後半13分にはDFペドロ・ポロがMFダニ・オルモとのワンツーでペナルティーエリア内まで侵入。GKとの1対1になると冷静にニアサイドを抜いて追加点を奪った。

 FWキリアン・エンバペが8得点、FWウスマン・デンベレが5得点するなど強力な攻撃陣を擁したフランスだが、最後までスペインにゲームをコントロールされて爆発力を見せる時間を作れなかった。

 国際サッカー連盟(FIFA)のインタビューエリアに登場したデシャン監督は「これほどの失望の後に、何を言えばいいのか」と落胆した様子で第一声を発した。そして「私たちには野心があり、決勝に進むという大きな目標がありました。ただ、スペイン代表が自分たちのプランをしっかり遂行したことは受け入れなければなりません。スペインチームは、守備の仕方も、試合をコントロールすることも非常によく分かっています。私たちは、自分たちの基準を下回っていました」と振り返った。

 その一方で指揮官は「いくつかの判定については、疑問が残るものもありました。皆さんに一つ問いかけたいと思います。そして、それに対して誰かが答えてくれるか見てみたいです。正直に言って、第4審、第5審は素晴らしかったです。私が見ていたものと同じものを見ていました。彼らとは本当に冷静で落ち着いた話し合いができました。ただ、今日のピッチ上を担当したトリオは、準決勝という舞台にふさわしいレベルだったのでしょうか。誰かが私たちに答えを出してくれることを願っています」とコメント。

 イバン・バルトン主審以下のトリオの判定に疑問を呈し、無念の表情でインタビューを終えた。3大会連続の決勝進出こそ逃したものの、結束力のあるチームにまとめ上げてきたデシャン監督は今大会の3位決定戦を最後にフランス代表監督から退任することが明らかになっている。

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