なぜハーランドへのパスは出さず?「通らないと感じて」 決定機逸のFWが釈明「コース切っているのが」

ノルウェー代表のアレクサンデル・セルロート【写真:徳原隆元】
ノルウェー代表のアレクサンデル・セルロート【写真:徳原隆元】

延長戦の末にイングランドに敗れたノルウェー

 FIFA北中米ワールドカップ(W杯)で初のベスト8進出を果たしたノルウェー代表は現地時間7月11日に行われた準々決勝でイングランド代表に1-2で敗れた。FWアレクサンデル・セルロートは前半終了間際の決定機でFWアーリング・ブラウト・ハーランドにパスを出せなかった理由を明かした。

 ノルウェーは1-0でリードして迎えた前半44分にカウンターから追加点を奪う絶好のチャンスを迎えた。キャプテンのMFマルティン・ウーデゴールからの縦パスを受けたセルロートと、相手選手をなぎ倒してゴール前に上がってきたハーランドの2人がイングランド代表DFジョン・ストーンズと2対1の状況を迎えた。エースのハーランドが中央でフリーになっていたが、セルロートはパスを出せず、自らシュートに持ち込んだが、カバーに戻ったDFにブロックされて得点にはつながらなかった。

 決定機を逃し、批判の目も向けられたこのプレーについて、セルロートはノルウェーメディア「VG」で次のように振り返っている。

「ボールタッチして顔を上げると、ストーンズがパスコースを切っているのが見えた。そこでもう一度ボールに触ったが、それが良くなかった。自分から仕掛けて相手を動かすのではなく、相手が動くのを待ってしまった。あの状況で僕がしたかったのはアーリングにパスをすることだったが、パスは通らないと感じて自分でシュートを狙ったんだ」

 セルロートは自身の左側を走るハーランドへのラストパスを考えていたものの、対応したストーンズのポジショニングがそれを防いでいたようだ。左利きのセルロートからすれば自らシュートを持ち込むにしても得意のコースは切られている状況を作られていたことになる。セルロートの判断ミスもあったとはいえ、ここは数的不利の状況を冷静に対処したストーンズの守備が一枚上手だったといえそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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