日本代表が4発圧勝でGS突破前進 W杯史上最多得点更新…上田綺世圧巻の2G1Aで“鬼門”突破

日本が4ゴールを奪ってチュニジアに勝利【写真:ロイター】
日本が4ゴールを奪ってチュニジアに勝利【写真:ロイター】

日本が4ゴールを奪って完勝

 日本代表が”鬼門”の第2戦を勝利して決勝トーナメント進出に大きく近づいた。現地時間6月20日にメキシコのモンテレイで、北中米共催ワールドカップ(W杯)のグループリーグF組のチュニジア代表戦に臨んだ日本は4-0の勝利を収めた。

 この試合は1930年に開催された第1回のW杯から通算1000試合目のメモリアルゲームになった。特別な祝福ムードもある中、森保一監督は初戦のオランダ代表戦から4人のスタメンを入れ替えた。負傷によりこの試合の登録メンバーから外れたMF久保建英が務めていたシャドーにはMF鎌田大地を上げてMF伊東純也と組ませ、ボランチにMF田中碧を組み込んだ。また、最終ラインにDF板倉滉とDF冨安健洋が入った。

 その采配はいきなり的中した。前半4分にGK鈴木彩艶から丁寧につなぐと田中から左サイドのMF中村敬斗へ展開。中村が縦に突破してラストパスを送ると、鎌田が左足のバックヒールで流し込んで貴重な先制点を挙げた。ゴールパフォーマンスも見せた鎌田は初戦オランダ戦から2戦連続ゴールになった。

 前半10分にはコーナーキックのこぼれ球から冨安のシュートがわずかのところでゴールに入らずGKにセーブされたが、前半31分にはFW上田綺世が中央やや右サイドからファーサイドに強烈な右足シュートを突き刺した。オランダ1部で得点王を獲得した日本のエースに待望のW杯初ゴールが生まれ、リードを2点差に広げてハーフタイムを迎えた。

 後半に向け、初戦でスウェーデン代表に1-5で大敗して後がないチュニジアは2人の選手交代を実施した。両チームが膠着していた試合展開の中で後半24分、ゆっくりボールを動かしていた日本は最終ラインに降りた田中から上田へ縦パスが入ると、最終ライン裏へフリック。ここに反応した伊東が一気に抜け出してGKとの1対1を冷静に決めて3-0とした。

 この直後にハイドレーションブレークを挟んで森保監督はDF菅原由勢とDF鈴木淳之介を投入し、後半33分にはMF鈴木唯人、DF瀬古歩夢をピッチへ。その中で後半39分には右サイドからのクロスを上田がヘディングで決めて4-0とリードを広げた。

 直後にはFW後藤啓介をピッチに送り込み、鈴木淳、鈴木唯、瀬古、後藤がW杯のデビューを果たした。日本は過去の本大会で自国開催以外で勝利したことのない2戦目に、安定感のある試合運びでゲームを締めくくって4点差での勝利を収めた。

 2試合を終え日本はオランダと勝ち点4と得失点差のプラス4並んだものの、総得点の差により2位。現地時間6月25日のグループリーグ最終戦ではスウェーデンと対戦する。一方で2連敗のチュニジアは4位が確定して敗退が決まった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング