長友佑都も驚きの大勝「こんなストーリーない」 ”5度目の正直”の鬼門を突破「確信あった」

長友佑都が鬼門突破について話した【写真:徳原隆元】
長友佑都が鬼門突破について話した【写真:徳原隆元】

「この興奮とアドレナリンは他にない。ワールドカップ中毒になる」

 日本代表は現地時間6月20日、メキシコ・モンテレイのエスタディオ・モンテレイで行われた北中米ワールドカップ(W杯)第2戦でチュニジアと対戦し、4-0で下した。この試合で出番はなかったものの、ベンチからチームを支えた長友佑都は、鬼門とされた第2戦の勝利に「僕自身も『5度目の正直』だった。まず1段階を突破できてよかった」と手応えを口にした。

 試合前からチーム内には並々ならぬ緊張感が漂っていた。「絶対に集中力を切らさずに、緊張感を持ってやっていこうっていう声がロッカールームで飛び交っていた」。ミーティングでは板倉や権田らに向けて自ら思いを語るなど、精神的支柱としても機能。「『今日は絶対に問題ないな』っていう、確信みたいなものはあった」と、試合前の時点で勝利を予感していたという。泥臭く、球際で戦うというチームの生命線を徹底した結果が、見事な快勝につながった。

 ピッチで魂を燃やしたチームメイトの奮闘には目を細める。ともに出場してクロスを合わせたいと語る選手に対しては、「得点は取れなかったけど、本当にすごいチェイスをしていた。ああいう魂溢れるプレーでチームを救う」と献身的な姿勢を絶賛。さらに、大舞台で躍動した選手たちに向けて「『ワールドカップ中毒』になるでしょう。この興奮とアドレナリンは、もう他にないですよ」と語り、W杯という舞台が持つ特別な熱量を表現した。

「日本のホームみたい」な熱気に包まれたスタジアムに加え、日本時間の日曜日13時という観戦しやすい時間帯での試合がもたらす影響も実感している。「たくさんの子供たちも見たと思う。最高じゃないですか。これはもう確実にファンが増えたでしょう」と笑みをこぼした。「その子供たちがまた『日本代表になってワールドカップ優勝を目指していく』って、こんな素晴らしいストーリーじゃないですか」と、この勝利が日本サッカーの未来につながっていくことを喜んだ。

 チームの躍進に「こんなに大差で勝てるとは正直思ってなかった。日本が力があるという証拠」と感慨深げに語る。3度繰り返した「5度目の正直」で第2戦の壁を越え、次に見据えるのは「ベスト8の壁」、そして「優勝」の2文字だ。

家族も現地へ応援に駆けつけている中で、自身の出場への思いも高ぶっている。「試合出てないのにアドレナリン出てる。自分が次出たいっていう思いがさらに増している」と語り、「しっかり自分が出た時のためにイメージして準備しておく」と次戦以降へ向けて闘志を燃やした。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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