チュニジア監督が日本を警戒「規律がある」 電撃就任からわずか4日…前日会見で決意「復讐を果たしたい」

チュニジアのエルベ・ルナール新監督【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
チュニジアのエルベ・ルナール新監督【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

日本戦の前日会見に臨んだ

 日本代表は現地時間6月20日、メキシコ・モンテレイのエスタディオ・モンテレイで、北中米ワールドカップ(W杯)グループステージ第2戦でチュニジアと対戦する。チュニジアのエルベ・ルナール新監督とフランクフルトに所属するMFエリス・スキリが前日会見に臨み、森保一監督率いる日本代表に言及した。

 チュニジアは14日に行われた初戦のスウェーデン戦で1-5で大敗。翌15日にサブリ・ラムシ監督を電撃解任し、フランス人のルナール氏が新監督に就任。16日からチームに合流し、わずか4日の練習で日本戦に臨むことになる。新指揮官は「とても明日は重要な試合です。チームはよく準備しております。完全にまとまった試合を戦わなくてはならない。全員がコミットメントを持って戦わないといけない」と日本戦に照準を当てた。

 ルナール監督はこれまでサウジアラビアやモロッコ代表などを指揮。強固な守備組織の構築に定評がある。サウジアラビア代表監督時代には、森保監督率いる日本代表と3度対戦し、戦績は1勝1分1敗。21年10月のカタールW杯アジア最終予選では日本を1-0で下し、森保監督の解任問題に発展した因縁もある。そのなかで、ルナール監督は日本について「決意のあるチームです。また新しいスピリットを持っている。我々はよいパフォーマンスをみせないといけない。日本は規律のあるチーム。まとまって戦わないといけない」と警戒した。

 調整時間が短い中で迎える日本戦。ルナール監督は「一番重要なのはボールを持っている時もポゼッションしている時もしていない時も組織力があること。攻撃もディフェンスも全力を出さないといけない。1つになって戦わないといけない。これが鍵となります。日本は一体感を持って戦っている。我々もしなければいけない」と、総力戦で臨むと意気込んだ。

「プライドは捨てなくてはいけない。私たちには大事な役割がある。現実的に考えなければいけない。一つになってプレーすれば希望はある。したがって集中して決意を持ってコミットする。サッカーは何が起きても不思議じゃない。我々チームとして完璧でなくてはいけない。チームである重要性も強調する。相手をリスペクトして恐れてはいけない。復讐を果たしたい」

 また、日本代表はMF久保建英が左膝を負傷しメキシコには帯同せず。チュニジア戦の欠場が決まっている。ルナール監督は「久保は素晴らしい選手ですが、日本チームには非常に優れた選手がたくさんいます。そして、彼らはその主要なクオリティを持つ選手を別の選手で置き換えることができます。それは私たちの大きな懸念事項ではありません。最大の懸念は、しっかりと準備し、重要であるこの試合に集中することです。これは非常にエキサイティングな試合でもあります」と、“代役”にも警戒した。

 森保監督は前日会見でルナール氏について言及。「スウェーデン戦のチュニジアではないと思っている。ルナール監督が選手たちの良さを引き出すと思いますし、ルナール監督の熱いパッションが伝わるミーティング、コミュニケーションを取っていると思う。全く別チームと戦うことを覚悟しないといけないと思っている」と警戒していた。

 昨年3月に対戦した際には日本代表チームについて言及。「私は日本の監督に対し、非常に強いリスペクトを持っている。素晴らしい結果を残しているし、カタールW杯でも良かった。前回(ベスト16)よりも良い結果を残す可能性はあると思う。規律が整い、スキルがあるチームであり、ハイレベルな結果を出す可能性はあるだろう。日本の幸運を願っている。日本はアジアの代表としてふさわしいチームだと思っている」と高く評価していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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