スイスがボスニア相手に4発快勝 ヤキン監督の采配が的中…今大会4人目の退場者も

スイスとボスニアヘルツェゴビナが対戦【写真:ロイター】
スイスとボスニアヘルツェゴビナが対戦【写真:ロイター】

スイスとボスニアヘルツェゴビナが対戦

 北中米共催ワールドカップ(W杯)はグループリーグの第2戦がスタートし、現地時間6月18日にB組のスイス代表とボスニア・ヘルツェゴビナ代表が対戦し、スイスが4-1で勝利を収めた。

 開催国カナダ代表とカタール代表を含むB組は、初戦が2試合とも引き分けに終わり混戦グループとなる見込みが強まった。2014年ブラジルW杯以来2回目の出場となるボスニアは、40歳になった英雄FWエディン・ジェコを今大会で初出場のピッチへスタメンで送り込んだ。

 双方が手堅い試合展開に持ち込んだこともあり、ゴール前の場面もそれほど多くない展開になった。両チームの守備陣が体を寄せ、フリーでのシュートを許さない中では決定機と呼べる場面もなく後半に入っていった。

 その中で後半11分にスイスはセットプレーの二次攻撃からFWダン・エンドイエがバイシクルシュートで狙う。アクロバティックな体勢での一撃がボールをミートして枠内に飛んだものの、GKニコラ・ヴァシリが弾き出して先制点とはならなかった。

 一進一退の中で後半29分、スイスは左サイドのクロスから波状攻撃となり、最後はゴール正面で浮いたボールに反応した途中出場のFWヨハン・マンザンビが右足ボレーで蹴り込んでスコアを動かした。

 さらに後半35分、マンザンビのスルーパスに抜け出したFWブレール・エンボロをボスニアのDFタリク・ムハレモヴィッチが後方からスライディングで倒してしまい、決定的得点機会の阻止(DOGSO)でレッドカードが提示された。これで大会通算4人目の退場者となり、早くも前回カタールW杯全体での合計数に並んだ。
 
 このフリーキックのチャンスは途中出場のMFルベン・バルガスが放ったシュートがクロスバーに当たりゴールとはならなかったが、後半39分にバルガスはペナルティーエリア内から右足シュートを流し込んで追加点。10人のボスニアを相手にスイスは後半45分にはマンザンビがこの日2点目を決めた。ボスニアはアディショナルタイムにMFエルミン・マフニッチがコーナーキックのこぼれ球を蹴り込んで一矢を報いたが、スイスは最後にPKを獲得してMFグラニト・ジャカが決め締めくくった。

 ムラト・ヤキン監督の采配が的中した形のスイスが4-1で勝利を収め、グループリーグの突破に大きく前進した。一方のボスニアは、最終戦のカタール戦に全てを懸ける状況に追い込まれた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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