“魔の2戦目”へ 異例の選手ミーティング…過去1勝のみ、払拭した「絶対いけるでしょ」

日本代表・板倉滉(中央)【写真:アフロ】
日本代表・板倉滉(中央)【写真:アフロ】

練習前に選手ミーティングを実施した

 日本代表は現地時間6月17日、20日の北中米ワールドカップ(W杯)グループステージ2戦目のチュニジア戦に向けて、ベースキャンプ地のアメリカ・テネシー州のナッシュヒ゛ルでトレーニングを行った。14日の初戦のオランダ戦で2-2と引き分けたチームは、練習前に今大会2度目の選手ミーティングを実施。“魔の2戦目”に向けて気持ちを切り替えた。

 オフ明けとなったこの日、板倉滉キャプテンの呼びかけの下、練習前に選手ミーティングが開かれた。前回カタール大会では初戦のドイツ戦に2-1で勝利したものの、2戦目のコスタリカには0-1で敗戦した。「まずは自分から、前回のカタールW杯で痛い思いをしたので、もう一回共有して練習に入りたかったので、そこで伝えさせてもらいました。ここからもう1回行くぞという思いで入れました」と明かした。

 板倉の後にはDF長友佑都が熱弁。「もしかしたらオランダ戦よりも難しくなるかもしれない。(カタールの時も)コスタリカが初戦でスペインに0-7で負けて、僕たちがドイツに勝って、『コスタリカ戦絶対行けるでしょ』っていう正直、その空気はあったんです。コスタリカに足元をすくわれたというよりかは、そういう精神、W杯に足元をすくわれる感覚ですね。だからやっぱりW杯は本当に心して向かわないといけない」と警鐘を鳴らした。

 これまで過去7大会に出場している日本だが、2戦目を勝利したのは2002年日韓大会のロシア戦だけ。通算では1勝3分3敗と大きく負け越しており、“魔の2戦目”となっている。長友自身も経験した過去4大会で2戦目は一度も勝っておらず、難しさを誰よりも知っている。「みんな4年間準備してきて、緊張感がある中、初戦を終えると、緊張の糸が途切れてしまう。それはどうしても人間なのであること。それがないように、しっかり雰囲気を締めようというのは伝えましたね」と狙いを明かした。

 今大会は出場チームが48か国に増えたことで、1戦目と2戦目の間が中5日と日程に余裕ができた。14日のオランダ戦後の16日にオフを入れたことで、しっかりリセットすることができた。「僕はもう1000%、体のケアをしてました」と長友。身も心もリフレッシュしたチームが、魔の2戦目に挑む。

(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)



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