森保監督が掲げたボードの真相 オランダ戦の翌日に判明…W杯で異例の光景は「時間が見えなくて」

日本代表の森保一監督【写真:ロイター】
日本代表の森保一監督【写真:ロイター】

小川航基が負傷交代の掲げたボードの意味を明かした

 森保一監督率いる日本代表は現地時間14日、北中米ワールドカップ(W杯)の初戦でオランダと対戦し、2-2で引き分けた。翌日の15日にはU-19日本代表と非公開でトレーニングマッチを実施。オランダ戦でMF鎌田大地のゴールを演出したFW小川航基が「触ってなかったらもしかしたら止められてたかもしれないですよね」と振り返った。

 オランダ戦の後半30分からピッチに立った小川。後半44分にMF伊東純也のCKから打点の高いヘディングシュートを放つと、このボールがゴール前にいたMF鎌田大地に当たってゴールに決まった。

 短い時間で結果を残した。小川は「その1点以外チャンスはなかった」としつつも、少ないチャンスをものにする感覚が研ぎ澄まされている実感する。また攻撃陣とのコミュニケーションを通じ、連携の確認に手応えを得た様子。「途中から出る選手が各々何をするべきか理解してパフォーマンスし、勝ち点につながった」と、スタメンだけでなくベンチメンバーがもたらす力の重要性を強調した。

 2点のゴールシーンについては「触ってなかったら止められていたかもしれない。大地(鎌田大地)くんのゴールだと思う」と謙虚に振り返った。さらに、前半のハイドレーションタイムにはFW上田綺世に対し、相手のDFフィルジル・ファン・ダイクの前で起点が作れると伝達するなど、チームのために行動する姿勢が光った。

 そして、試合途中に掲げたボードの意味は「時間」だったと明かした小川。ピッチ中央上部に電光掲示板が設置されるダラススタジアム特有の環境下で、選手たちに時間を伝えるために数字が書かれていたという。

「時間が見えなくて。その電光掲示板が真ん中にしかなくて、サイドからしか今何分経ってるのかっていうのがわからないっていうようなインフォメーションをもらって。周りのスタッフに伝えて、何か伝える方法はないかっていうので。なかなか1人の選手に言っても、そこから伝達するのに時間かかってしまうので、ああいうふうな行動だったとは思います」

 小川は「やれることはやったんじゃないですか」とまとめ、オランダ戦では2度追いつく底力や、森保ジャパンの臨機応変力も垣間見える一戦になった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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