日本代表は「オランダよりもトータルフットボール」 米紙が絶賛「今大会最高の試合」

日本代表を米紙が絶賛【写真:ロイター】
日本代表を米紙が絶賛【写真:ロイター】

出場48か国に拡大も「素晴らしい試合が生まれる可能性がある」

 北中米ワールドカップ(W杯)に出場している日本代表は、現地時間6月14日にオランダ代表とグループステージF組の初戦を戦い、2−2で引き分けた。前半はどちらも慎重に戦って0−0で折り返したが、後半に入るとゲームは一変。両チームが4点を取り合う見応えのあるゲームとなった。この一戦に米紙「NYタイムズ」は「48カ国に参加国が増えた新フォーマットにおいて、非常に価値あるゲームだった」とこの試合を評価している。

 後半44分に1点を追う日本はMF伊東純也のCKからFW小川航基がヘディングシュートを放つと、これがゴール前のMF鎌田大地に当たってゴールに決まり、土壇場で追い付く結果になった。試合終了後、すぐに世界各国のメディアが「今回のW杯で、ここまでで最高の試合」と絶賛するゲームとなったが、「NYタイムズ」もこれに同調した。

「抽選会以来、グループFのこの一戦はグループステージ屈指の注目カードとみられてきた。オランダのFIFAランク8位は過大評価の可能性、日本のFIFAランク18位は過小評価の可能性が指摘されていたからだ。アメリカはパラグアイを圧倒して素晴らしいパフォーマンスを見せた。会場の熱狂も印象的で、開幕戦のメキシコシティの開幕戦は魂を揺さぶった。しかし、試合そのもの、流れ、緊張感、プレーのレベルの面でこの試合は、今大会最高の試合になっている」と評している。

 そして、日本の戦いぶりについて「ロナルド・クーマン監督が率いている現在のオランダ代表よりも、彼らの代名詞と言える『トータルフットボール』に近いことをしている」と高く評価した。

 今大会のW杯では、出場国が32カ国から48カ国に大幅に増えている。その結果、大会のレベル低下、見応えのある試合が減少する可能性が指摘されていた。「NYタイムズ」は「その可能性は依然として残っている」としつつも「この新フォーマットにおいても、このような素晴らしい試合が生まれる可能性があると証明されたことは心強い」と、劇的なドローに終わった一戦をまとめている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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