オランダ戦「パフォーマンス査定」 MVPは値千金“ゴール”の小川…ジョーカー起用で最高評価

オランダ戦の出場メンバー16選手を5段階査定
日本代表(FIFAランク18位)は6月14日(日本時間15日)、アメリカ・テキサス州のダラス・スタジアムでオランダ代表(同8位)と北中米ワールドカップ(W杯)の初戦で対戦し、2-2で引き分けた。2度のビハインドを背負った日本だったが、同点に追い付いて初戦で難敵から勝ち点1を獲得した。この試合に出場した全16選手のパフォーマンスを5段階評価(最高が5つ星★★★★★)で査定した。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)
◇ ◇ ◇
<GK>
■鈴木彩艶(パルマ)=★★★★☆
前半3分に決定的なガクポのシュートをビッグセーブ。2失点を喫したものの、前半34分にもCKからのピンチを好ポジショニングで防ぎ、後半もビッグセーブを見せて防げるフィニッシュはしっかり止めきった。
<DF>
■谷口彰悟(シント=トロイデン)=★★★☆☆
開始早々に1対1でガクポを抑えられずに反転シュートを許してしまう。彩艶の好セーブに救われたこのシーン以降はほとんどミスなく、エリア内で身体を張って好カバーを連発した。
■渡辺 剛(フェイエノールト)=★★★☆☆(→後半30分)
先制点の場面でファン・ダイクとの駆け引きに敗れる。それ以外では抜けてくる相手と逆サイドからのクロスを常に警戒しながら的確な位置を取り、ポケットに入る攻撃面でも効果的だっただけに、失点が悔やまれる。
■冨安健洋(アヤックス)=★★★☆☆(←後半30分IN)
1点ビハインドの終盤にピッチへ送り出される。追い付かれた後にゴール前へ迫ってきた相手の攻撃をしっかりと跳ね返した。
■伊藤洋輝(バイエルン)=★★★☆☆
相手の右サイドからの攻撃に対して最後の蓋となる。攻撃時にも一つ飛ばしの前方への効果的なパスも入れて、4年間での成長を強く感じさせるプレーぶり。
<MF>
■久保建英(レアル・ソシエダ)=★★★☆☆(→後半30分OUT)
先発出場した右シャドーでは、高い守備意識で堂安を助ける。この試合初めて攻撃に出た後半12分には中村の得点をアシスト。惜しいフィニッシュもあったが、相手との接触による負傷で無念の交代に。
■小川航基(NECナイメヘン)=★★★★★=(←後半30分IN)
後半44分にはセットプレーからヘディングシュートを放って大仕事をやってのける。鎌田に当たったことで記録はアシストになったが、実質的には彼のゴールと言えるものだった。MVP。
■堂安律(フランクフルト)=★★★☆☆(→後半30分)
攻撃力あるオランダの左サイドに粘り強く対応し続けた。守備に忙殺される時間が長かったが、何度か幅を取った位置から好パスを通してフィニッシュへの起点にもなっていた。
■菅原由勢(ブレーメン)=★★★☆☆(←後半30分IN)
攻撃時は4バックのサイドバックとして高い位置を取った。伊東を生かすパスを供給し、守備でもゴール前に圧力をかけてきた際に、しっかりと跳ね返した。
■前田大然(セルティック)=★★★☆☆(→後半22分OUT)
左シャドーで先発出場。攻撃力のあるオランダの右サイドに対してプレスを掛け、奪ってからは爆発的なランニングでカウンターの急先鋒となる。
■伊東純也(ゲンク)=★★★★★(←後半22分IN)
ブラジル戦同様に反撃へのスイッチを入れる。右サイドで菅原と絶妙なコンビネーションを見せて再三のチャンスを作った。後半44分にはCKから鎌田の同点ゴールにつながる小川のシュートを演出し、オランダ相手のドローの立役者に。
■中村敬斗(スタッド・ランス)=★★★☆☆
前半から日本のシュートシーンに多く絡み、W杯デビュー戦で窮地を救う同点ゴールを記録。しかしチーム全体がタイトだったなかで2つの失点の場面では相手に寄せきれなかった点は反省点。
■鎌田大地(クリスタル・パレス)=★★★★☆
中盤の底で佐野とともにハードワークを続けながら、前半終了間際の上田へのラストパスなど、広い視野で長短のパスをさばく。最後はゴール前で小川のシュートに当たって幸運なW杯初得点。
■佐野海舟(マインツ)=★★★★☆
相手の縦パスをカットして自ら運んで時間をつくり、チームを大いに助ける。ビハインドの時には再三に渡って最前線への飛び出しを見せて、日本の中盤に欠かせない存在になっていることを証明した。
<FW>
■上田綺世(フェイエノールト)=★★☆☆☆(→後半38分OUT)
最前線で守備の方向付けをしながら、カウンターの機会をうかがい続けた。前半45分にはファン・ダイクのマークを外してフィニッシュを放ったが決めきれなかった。
■塩貝健人(ヴォルフスブルク)=(←後半38分IN)
=出場時間が短く採点なし
(FOOTBALL ZONE編集部)
















