劇的弾の鎌田大地「まさかこういう形で」 2度追い付く…チームの成熟度に手応え「思いが報われた」

鎌田大地はオランダ戦で同点弾決めた

 日本代表は現地時間6月14日、ワールドカップ(W杯)グループFの初戦でオランダ代表と対戦し、2-2で引き分けた。試合終盤に同点ゴールを記録したMF鎌田大地は、激戦を終えた直後の取材対応で、自身のゴールやチームの戦いぶりについて率直な心境を語った。

 ダラスで行われた一戦は、後半5分に相手DFフィルジル・ファン・ダイクのヘディング弾で先制されたものの、同14分にMF中村敬斗が同点ゴールを奪取。同19分にFWクリセンシオ・サマーヴィルに勝ち越し弾を許したが、試合終盤にFW小川航基のヘディングシュートが鎌田に当たり、ゴールネットへと吸い込まれ、再び同点に追いついた。

 値千金の同点弾について、鎌田は「ファン・ダイク選手をブロックするっていう形で、いいブロックができた。そのあとゴール前に詰めるっていう感じで考えていた中でボールが来て、触ったのか当たっちゃったぐらいの、すごいラッキーなもんだとは思いました」と振り返った。

 最初は自身のゴールだと分かっていたものの、小川が喜んでいたためそちらへ向かったと言い、「まさかこういう形でゴールするとは思っていなかった」とW杯での初ゴールについて驚きを口にした。

 この大舞台での得点に対し、「この大会にかける思いだったり、自分が今までサッカーやってきた中でやってきたことが、本当に神様が見てくれてるんだなっていう風に思いました。普通は本当にありえないようなシチュエーションなので、この大会に対する思いが報われたなって感じはします」と語った。

 2度のビハインドを背負う苦しい試合展開となったが、タイムアップの瞬間にはガッツポーズを見せたが、「本当に今日の試合展開は、これ以上ないぐらいに自分たちにとっては良くない展開だったと思う。その中でチームとして焦れずに、同点に持っていけたのは、勝ち点1以上の大きなものがあると思うし、次の試合で勝つことができれば突破も決まると思うので、この勝ち点1を無駄にしないようにやっていけたらなと思います」と、心境を明かした。

 さらに、相手のスーパーゴールやリードに対しても「オランダ代表、トップ10に入るようなチームで、本当にワールドカップ狙えるようなチーム。チームとしては下を向いてもおかしくない状態で追いつけたっていうのも本当に自分たちの成長を示せている。この8年間積み重ねてきたものが出たんじゃないかなと思います」と語り、チームとして焦れずに戦えたことに「本当にチームとして成熟感が増してるんじゃないか」と手応えを示した。

 日本が得意とするショートカウンターがハマらなかったが、「やっぱり0対1になっちゃうと相手もリスクをかける必要がなくて、普段ならもう少し中に差し込まれるようなパス、リスクのあるパスをしてくれるんですけど、彼らも多分それは理解していた」と、対策されていたとし、「常に2対1作りながら、上手くボールを回されていたなと思うので、自分たちは初戦で硬さもあったと思うし、上へ行くにはもっともっとよくできるところがたくさんあると思うので、しっかり反省してやっていきたいなと思います」と次戦を見据えた。

 日本代表はこのあと、チュニジア代表、スウェーデン代表とのゲームでグループリーグ突破へ向けて戦う。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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