ブラジルとモロッコが1-1で引き分け W杯初戦の注目カード…ヴィニシウスが圧巻の”時速101km弾”

ブラジルとモロッコが1-1で引き分けた【写真:ロイター】
ブラジルとモロッコが1-1で引き分けた【写真:ロイター】

グループ屈指の好カード

 北中米ワールドカップ(W杯)は6月13日(日本時間14日)に大会3日目を迎え、過去最多5度の優勝を誇るブラジル代表が、前回大会ベスト4のモロッコ代表と対戦した。日本代表がグループFを1位か2位で終えれば、どちらかと対戦する可能性が高いこともあり注目だった一戦は、1-1の引き分けで終わった。

 今大会も優勝候補に挙げられるブラジルだが、この試合では立ち上がりから組織だった守備を見せるモロッコに苦しめられる。そして前半21分にはカウンターから、モロッコが先手を取る。ブラジルの攻撃を食い止めるとMFブラヒム・ディアスが中央から最前線へスルーパスを出す。ブラジルのセンターバックの間を切り裂いたボールをFWイスマイル・サイバリが受けると、ペナルティエリアを飛び出してきたGKアリソンをループシュートで抜き、先制ゴールを決めた。

 見事な試合運びで先制したモロッコだったが、ブラジルもハーフタイム前に追い付く。前半33分、左サイドでボールを受けたFWヴィニシウス・ジュニオールが中央へカットインし、右足でシュートを放つ。時速101kmの一撃がゴールに突き刺さり、1-1の同点に追い付いた。

 追い付いたブラジルは試合の主導権を握り、モロッコを攻め立てる。前半アディショナルタイム2分には、左サイドからチャンスを作る。DFドウグラス・サントスのクロスをFWルーカス・パケタが左足のボレーで合わせたが、GKに阻まれて得点はできなかった。このまま前半は1−1で終了した。

 ハーフタイムにブラジルは2枚の選手交代を行い、MFカゼミーロとイエローカードを受けていたDFロジェール・イバニェスを下げて、MFファビーニョとDFダニーロを投入した。互いに球際で高い強度を見せるなか、後半の序盤はブラジルがより多くのチャンスを作る。後半7分にはイゴーリ・チアゴがエリア内から左足でシュートを放ったが、これもGKヤシン・ブヌに防がれた。その後もブラジルは両サイドからモロッコを攻め立て、ゴール前にクロスを送る場面もあったが、エリア内で合わせきれないまま、ハイドレーションブレイクを迎えた。

 試合再開後は、互いに初戦で負けることを避けるような戦いぶりになって仕掛けどころを探る展開となった。ブラジルは後半24分に左サイドからヴィニシウスのクロスをFWラフィーニャがシュート。ボールはDFの股下を抜けていったがGKブヌの正面でキャッチされた。我慢比べのような展開となったなか、両チームともに決勝ゴールを挙げることはできずに試合は1-1のまま終了した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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