堂安律、揺れる2つの感情「ワクワクと、少しの緊張」 10番の覚悟「死ぬ気でやりたい」

堂安律の中で揺れる二つの感情

 森保一監督率いる日本代表は現地時間6月13日、アメリカ・ダラスで北中米ワールドカップ(W杯)グループステージ初戦オランダ戦の前日練習に臨んだ。練習後にMF堂安律が取材に応じ、「いろんな感情が入り混じっている」と現在の心境を明かした。

 堂安はオランダ戦を前日に控え、「ワクワクと、少しの緊張と。自信満々な自分もいたりとか、少し不安な自分もいたりだとか、いろんな感情が入り混じっている」と率直な思いを吐露。その上で「本当の自分の強さっていうものを今、見せられる時が来たと思う。集大成だと思っているので、死ぬ気でやりたい」と強い覚悟を口にした。

 4年前の初戦と比べ、「責任感が大きい。そこの違いが一番変化がある」と自身の立ち位置の違いを語る。かつては口にしなかった「緊張」や「不安」を素直に受け入れられるようになった理由については、「逆に自信があるからかもしれない。この言葉が日本中に発信されることにも怯えていないし、偽りの自分を見せようとも思ってない」と説明。本当の自分をさらけ出し、人間味あるところも見せながら「最後は堂々と笑って終えたい」と先を見据えた。

 本番での戦い方については「隙を見せないこと」を強調した。「我慢比べじゃないけど、どっちが相手に隙を見せないかっていう勝負。そういう隙を見せないところが、日本人が間違いなく世界で勝てるところ」と分析。森保一監督が8年間徹底して落とし込んできた「凡事徹底」を、試合中もしっかりと体現して臨む構えだ。

 堂安の考える隙のないチームとは、「一言で言うと、本当にサボらないこと」。一つ一つのポジショニングやコーチングの重要性を挙げ、「いろんな世界の試合を分析してきたけど、ほんま日本人ほどスプリントバックして走るチームはない」と胸を張る。「あれを見てると、やっぱり僕たちが世界一になってもおかしくない」と、仲間の献身的な姿勢に確かな手応えを感じている。

 大きな目標を掲げる中で、メディアや国民の後押しを感じつつ、離脱したMF遠藤航らの発言にも刺激を受けてきた。「難しいチャレンジなのは分かっているが、発言したことに意味があると思っている。そのために準備してきた」と決意は固い。

 大会後に自信満々でチャンピオンだったと言えるようにするためにも、「僕たちはまだまだチャレンジャー。全然優勝候補の一つに僕はまだないと思っているんで、だからこそしっかり一戦必勝でやっていきたい」と力強く前を向いた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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