悲運のザンクトパウリ宮市、練習で右膝前十字靭帯損傷 来週手術を予定、年内復帰は絶望

28日午前練習で負傷、自身3度目の前十字靭帯損傷

 ザンクトパウリFW宮市亮が右膝の前十字靭帯損傷の重傷を負い、これから手術を受けて長期離脱を余儀なくされる見込みであることが明らかになった。ドイツ紙「キッカー」が報じている。

 宮市は28日午前の練習で負傷したという。精密検査を受けた結果、自身3度目の前十字靭帯損傷が確認された。記事によると、宮市は来週手術を受ける予定で、年内の復帰は絶望的と見られている。

 圧倒的なスピードを誇り、プレミアリーグ名門アーセナルのアーセン・ベンゲル監督に将来を嘱望された宮市だが、怪我に泣かされ続けている。

 2015年夏にザンクトパウリに完全移籍したが、直後の7月には左膝の前十字靭帯を断裂。2016年1月に復帰していたが、記事では「今では深刻なぶり返しだ。宮市は水曜日の2部練習で自ら故障してしまった。午後の検査で恐怖の故障が確認された。右膝前十字靭帯の断裂だ」と報じられている。

 アルベルト・ザッケローニ監督時代の日本代表に招集されるなど、次代の日本の星と期待されたガラスの貴公子だが、キャリアを脅かす故障に苦しみ、悲運のキャリアを過ごしている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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