JFL→J3→J2→欧州「夢を掴んでくれ」 25歳が電撃移籍…ファン驚き「涙止まらない」

栃木シティの相澤ピーターコアミがオーストリア2部へ完全移籍する
2026-27シーズンよりJ2リーグを戦う栃木シティは6月5日、GK相澤ピーターコアミが戦略的パートナーシップを締結しているオーストリア2部のシュヴァルツ・ヴァイス・ブレゲンツへ、完全移籍することを発表した。クラブは公式Xで「栃木シティに来てくれてありがとう オーストリアでのさらなる飛躍を」と、J昇格以来、クラブの正GKを務めてきた相澤へエールを送っている。
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相澤は決して順風満帆なキャリアを送ってきたわけではなかった。日本文理高1年の冬にフィールドプレーヤーからGKに転身すると、恵まれた体躯を生かしたプレーで注目を集める。2年時には全国高校サッカー選手権に出場し、U-18日本代表にも選出される。その後、ジェフユナイテッド市原・千葉に加入したが出場機会は得られず。契約満了となって臨んだトライアウトでは中心性脊髄損傷の大怪我を負った。その後、JFLのラインメール青森、J3のヴァンラーレ八戸とキャリアを歩んだが、公式戦でピッチに立つ機会はなかった。
そんな相澤が2024シーズンに当時JFLの栃木Cに加入。ここでプロ選手となって初めて公式戦出場の機会を得ると、1年ごとにJFL、J3とステップアップしたクラブのなかでも正GKの座を守った。J2・J3百年構想リーグでは、GK児玉潤と出場機会を分け合う形になったが、今季も9試合に出場した。
栃木Cからのリリースで1409文字という長文のコメントを発表した相澤は、そのなかで来シーズンも今矢直城監督から戦力として期待され、一時は残留を決意したものの「自分の年齢、自分の夢との距離をもう一度考え直した時に今のままではいけないと感じました。『世界一のGKになる。』言うのは簡単ですが、本当に途方もなく遠く、本来ならば今の立ち位置からは想像してはいけないレベルだと思っています。信頼できる監督をはじめとする頼りになるスタッフ陣、素晴らしい能力を持った選手たち、自然豊かな住みやすい街、家族が観にきやすい距離のスタジアム、最高のトレーニング環境。選手として更にここから跳ねるにはこれらを全て捨てでも厳しい環境に身を置いてチャレンジしないと自分の夢には届くどころかかすりもしない。そう感じました」と、今回の移籍を決意した理由を綴っている。
2年半にわたって栃木Cの守護神を務めた25歳は、「必ず夢を叶える為に人生を賭けて勝負してきたいと思います」「本当に覚悟を決めてこの決断をしました。口だけでは終わらない。転んでもただでは起きない。どこにいってもやるべき事をやり続けたいと思います」と、さらなる飛躍を誓っている。
ファンからは、「涙止まらない」「明日は泣いても笑顔で送り出す」「今までありがとう!」「提携決まった時はありそうとは思って居たけど……」「4年後のW杯、代表に入れよ!」「夢だった海外でステップアップしてほしい」「このチャンス、絶対に逃すな!」「また会えると信じて」「更にBIGな男になってほしい」「まだまだこんなもんじゃないピーターの力世界に知らしめてくれ」「とっても真面目なピーター、いつまでも応援しています」「寂しいけどオーストリアで夢を掴んでくれ」といったコメントが寄せられている。
(FOOTBALL ZONE編集部)

















